【12月3日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が2日のシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)戦前、今季の米大リーグ(MLB)王者シカゴ・カブス(Chicago Cubs)のユニホームで会場入りし、ワールドシリーズで行った「賭け」の約束を果たした。

 先日のワールドシリーズ前、ジェームズは、元チームメートで現在はブルズでプレーするドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)と、もしクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)が負けた場合は、カブスのキットを着るという約束をしていた。結果は、カブスが1勝3敗の劣勢から逆転を演じ、長年続いた負の歴史に終止符を打った。

 ブルズの本拠地ユナイテッド・センター・アリーナ(United Center Arena)の通路で、カブスのユニホームを着た元同僚をエスコートしたウェイドは、携帯電話を向けて「俺のスナップチャット(Snapchat)に笑ってくれないの?」と茶化すと、ジェームズも「どうして俺についてくるんだよ。もうお前は賭けに勝っただろ」と応戦。

 しかしウェイドは、ジェームズをさらに冷やかさずにはいられなかったようで、それぞれのロッカールームへ向かう前にも、「みんな、似合ってるよね? 見てみろよ。すごい格好いいよ」とからかっていた。

 また、この日行われた試合でキャバリアーズは、ブルズに105-111で敗れて3連敗。ジェームズは27得点13アシストを記録したものの、ウェイドをはじめ先発全員が2桁得点をマークしたブルズの前に屈した。(c)AFP