【12月2日 AFP】ドイツのフランクフルト証券取引所(Frankfurt Stock Exchange)を運営するドイツ取引所(Deutsche Boerse)は1日、オンラインゲームで使うアイテムのための取引市場を開設する計画を明らかにした。近く、ゲームの中で使用するよろいや武器などが、大手企業などの株式と同じように取引できるようになる。

 ドイツ取引所は、ゲームのプレーヤーが現実の通貨でアイテムを売買できる取引市場を開設するため、ハンブルク(Hamburg)の金融関連の新興企業ナガ(Naga)と合弁事業「スイテックス(Switex)」を立ち上げた。

 ドイツ取引所とナガは声明で、スイテックスは「仮想のゲームアイテムが取引できる初めての標準化され独立した市場となる」と述べ、市場規模は年間で最大460億ドル(約5兆2600億円)に上ると試算している。(c)AFP