【11月29日 AFP】タイの内閣は29日、ワチラロンコン(Maha Vajiralongkorn)皇太子の国王即位に向けた手続きに入った。10月13日のプミポン・アドゥンヤデート(Bhumibol Adulyadej)国王の死去から1か月半で、王位継承の準備が整った。

 プラウィット・ウォンスワン(Prawit Wongsuwon)副首相は「首相の秘書官が国民立法議会(National Legislative Assembly)に通知する」と述べた。

 手続きに従い、その後議会議長が正式に皇太子を招いて国王への即位を要請し、国民に新国王の即位を公示する。

 副首相によると、議会議長は一両日中にも皇太子と謁見する見通し。皇太子は現在、以前から大半の時間を過ごしているドイツに滞在している。(c)AFP