グランツール主催者が選手数削減を発表、安全性向上などが目的
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【11月26日 AFP】自転車ロードレースの三大ツール(グランツール)の大会主催者は25日、共同で声明を出し、2017年から1チーム当たりの選手数を現行の9人から8人に減らすことを発表した。
この決定の影響を受けるのは、ツール・ド・フランス(Tour de France)やジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana)だけでなく、ワンデークラシックなどにおける選手数も、現在の8人から7人に削減される。
大会主催者は共同声明の中で、「まず第一に、ますます公共物が増加する道路上において、より小さな集団にすることで、選手の安全性を改善する」としたうえで、「第二に、自転車ファンにより良いレースを提供するために大会のコンディションを向上させるだけでなく、レースを支配するのを困難にする」と、今回の決定の目的について説明した。
近年では、特にチームスカイ(Team Sky)が絶対的な力を誇り、過去5年間のツール・ド・フランスで4度制覇していた。(c)AFP