プーチン大統領、FIFA会長にロシアW杯会場問題解決を約束
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【11月26日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は25日、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長と対談し、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)の会場の一つで、北西部の都市サンクトペテルブルク(St. Petersburg)に建設中のスタジアムの問題については、今年中に解決する予定であると断言した。
地元メディアによれば、プーチン大統領はクレムリン(Kremlin、露大統領府)でインファンティーノ会長と面会し、2017年のコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)や2018年W杯の準決勝などが行われるガスプロム・アリーナ(Gazprom Arena)の建設が、多くの問題を抱えていることについて言及し、「建設業者は、今年中にすべて処理すると約束している」と述べた。
2007年に着工し、約6万8000席を誇る革新的なこのスタジアムは、工事の遅れや、今夏には施工業者が外されるなどのスキャンダルに直面しているほか、可動式ピッチに問題があり、不安定でプレーに適さない状態となっている。
露プレミアリーグのFCゼニト(FC Zenit)の本拠地になる予定で、W杯で使用される計12会場の一つでもある同会場について、当局は一連の問題によって工事がさらに遅れることはないと保証しており、今年中には完成するとしている。
一方、今月はじめには、サンクトペテルブルクの副市長が、スタジアムにビデオスクリーンを供給する予定だった企業との詐欺容疑で逮捕されている。(c)AFP