1126日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は25日、自身にFCバルセロナ(FC Barcelona)でプレーするリオネル・メッシ(Lionel Messi)とサインを結ぶ意思はなく、同選手にはカンプ・ノウ(Camp Nou)でキャリアを終えてほしいと語った。

 これまでも、移籍に関してメッシとグアルディオラ監督は連絡を取り合っているとうわさされてきたが、ここへ来て、同選手が来季終了時に満了を迎えるチームとの契約延長を拒否していることが明らかになり、両者の周辺をめぐっては臆測が広がっていた。

 2008年から2012年の4年間にわたって指揮官を務めたバルセロナで、2度のサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に加えて、リーグ優勝も3度達成したグアルディオラ監督は、「私がメッシはバルセロナに残り、キャリアをバルセロナで終えるだろうと話したのは、これが初めてではない。私の願いなんだ。初めから終わりまで、バルセロナで過ごすことを望む」として、かつての愛弟子は13歳のときから在籍するチームに残留すべきだと話した。

 先日には、シティがメッシの移籍に2億ポンド(約283億円)の移籍金に加え、週給50万ポンド(約7067万円)の契約を検討しているとの報道も出ていた。

 こうした状況の中、バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は23日に行われたチャンピオンズリーグのセルティック(Celtic)戦前、「私は知らない。全く分からない」と激しい返答をしている。(c)AFP