ニューカレドニアで豪雨による地滑り、死者・行方不明者8人
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【11月23日 AFP】南太平洋(South Pacific)にあるフランスの海外地域、ニューカレドニア(New Caledonia)で集中豪雨による地滑りが発生し、23日に5人目の犠牲者が確認された。いまだに3人が行方不明という。当局が明らかにした。
ニューカレドニアは先週末から集中豪雨に見舞われ、22日午前、最大都市ヌメア(Noumea)の北西約235キロに位置するウアイルー(Houailou)周辺の2か所で地滑りが発生。山間部のゴウアルー(Gouareu)は今回、最も被害を受けた遠隔地の一つで、死者が集中した。
一帯では、地滑りが発生するまでの12時間で400ミリ余りの降水量を記録していた。行方不明者の捜索のため、軍の医療チームと兵士30人による救助隊が派遣されている。島の道路網は深刻な被害を受けているが、地元当局によるとウアイルーの約半分の地域では電力供給は回復している。(c)AFP