アフガン首都のシーア派モスクで自爆攻撃、27人死亡 ISが声明
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【11月21日 AFP】(更新)アフガニスタンの首都カブール(Kabul)で21日、多数の信者が集まっていたシーア派(Shiite)モスクを狙った大規模な自爆攻撃があり、当局によると少なくとも27人が死亡、64人が負傷した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。
事件はカブール西部にあるモスクで、現地時間の午後0時半ごろに発生。警察当局によると、自爆犯は内部で信者らの中にまぎれて爆発物を起爆させた。爆発により、2階建てのモスク内部には大きな穴が開いた。
アシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領は、「野蛮な」攻撃を強く非難する声明を発表した。 同国ではシーア派を狙った爆弾事件が相次いでおり、ISが複数の事件で犯行声明を出している。(c)AFP