ウォリアーズのカーHC、審判批判で罰金処分
このニュースをシェア
【11月21日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は20日、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のスティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)に対し、罰金2万5000ドル(約277万円)を科したことを発表した。
カーHCは127-121で勝利したトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)戦後の17日、地元ラジオ局KNBRのインタビューの中で、トラベリングを取らなかった審判を激しく批判していた。
NBAでは審判によってトラベリングが見逃されることが多いという声もある中、ラプターズのデマー・デローザン(DeMar DeRozan)によるバイオレーションを取り上げたカーHCは、「どうして、われわれが金を支払う3人を除いて、すべての人びとがこうしたトラベリングに気づけるんだ? 理解できない。変だよ」と不満を爆発させた。
またカーHCは、プッシングやチャージング、ブロッキングなど、非常に多くのことに注意を要求される審判は、観客が簡単に認識するような明らかなバイオレーションに気づかないときもあると理解を示す一方で、「判定されなかった不愉快な『トラベリング集』をつくれる。情けない。皆、好き勝手しながら罰則を逃れている」と痛烈に非難していた。(c)AFP