ダイビング中の死亡事故相次ぐ 豪グレートバリアリーフ
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【11月18日 AFP】オーストラリア北東沖に広がる世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)で18日、ダイビングをしていた男性(60)が死亡した。警察当局が伝えた。同じ海域では数日前にもシュノーケリングをしていたフランス人観光客2人が亡くなる事故が起きたばかりだった。
現地紙ケアンズ・ポスト(Cairns Post)によると、英イングランド(England)から妻と観光に来ていた男性は、ケアンズ(Cairns)の北約100キロに位置する人気リゾート地、ポートダグラス(Port Douglas)の沖合のサンゴ礁地帯でダイビング中に死亡したという。男性は発見された際、(空気を呼吸するために必要な)レギュレーターをくわえていない状態だったという。
男性が乗っていた観光船の乗員は救急隊を呼び、除細動器を使って蘇生を試みたが男性は死亡した。
地元当局によると、近くの海域では今週、心臓に持病があった高齢のフランス人観光客2人が死亡する事故が起きていた。豪ABCが心臓専門医の話として伝えたところによると、2人はクラゲに刺されたことによる心停止が原因で死亡したとみられるという。(c)AFP