【11月19日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第11節の試合が行われ、RBライプツィヒ(RB Leipzig)は3-2でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)から逆転勝利を挙げ、暫定ながらバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を抜いて首位に浮上した。

 昇格組としてはブンデス史上初となる開幕11戦負け無しの記録を樹立したライプツィヒは、19日にボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との「デア・クラシカー(Der Klassiker)」を控えるバイエルンに勝ち点3差をつけた。カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督率いるバイエルンは、この試合に勝てば得失点差で首位の座を守ることができる。

 試合は開始4分で両チームが点数を奪い合う展開となった。レバークーゼンは前半2分にケビン・カンプル(Kevin Kampl)のゴールで先制するも、ライプツィヒはユリアン・バウムガルトリンガー(Julian Baumgartlinger)のオウンゴールで同点に追い付いた。

 ハーフタイム直前にユリアン・ブラント(Julian Brandt)に勝ち越しゴールを許したライプツィヒはさらに、後半9分にレバークーゼンにPKのチャンスを与えてしまったものの、ハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)のキックをGKペーテル・グラーチ(Peter Gulacsi)がセーブした。

 これがターニングポイントとなり、ライプツィヒは同22分にエミル・フォースベリ(Emil Forsberg)が単独突破から同点弾を挙げると、その14分後にビリ・オルバン(Willi Orban)が勝ち越し点を決めた。

 ライプツィヒのラルフ・ハッセンヒュッテル(Ralph Hasenhuettl)監督は、「2度追い掛ける展開となったが、選手たちは心理的な面からみても後半は特に良くやったと思う」とコメントしている。(c)AFP