豪銀行に男が放火、26人負傷 6人重体
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【11月18日 AFP】(更新)オーストラリア・メルボルン(Melbourne)郊外のスプリングベール(Springvale)で18日、男が豪大手銀コモンウェルス銀行(Commonwealth Bank)の支店に放火し、26人が負傷した。重傷者も出ているという。当時、銀行内には多くの利用者がおり、目撃者によれば爆発音や子どもが泣き叫ぶ声が聞こえたという。
地元警察当局によると、男は可燃性の液体を支店内に持ち込み、何らかの要因でこれに引火したという。男が液体をかぶった後、火に包まれたとの報道もあるが、事実関係は確認できていない。
救急当局によれば、6人が重体となっている。うち1人は容疑者の男とみられ、警察の保護下で病院に搬送された。
消防隊員が駆け付けた際、支店の入り口は閉まっており、内部には炎と煙が充満していたという。支店内からは重軽傷を負った25人が救出された。店内で爆発が起きた痕跡も確認できたという。(c)AFP