ルーニーがホテルでの不適切な行為を謝罪、大衆紙に泥酔写真が掲載される
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【11月17日 AFP】サッカーイングランド代表の主将ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が16日、代表チームが宿泊先していたホテルで泥酔している様子が撮影された件で、ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)暫定監督とイングランドサッカー協会(FA)のダン・アッシュワース(Dan Ashworth)テクニカルディレクターに謝罪した。
イングランドは11日、ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われたW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選で、ライバルのスコットランドに3-0で勝利した。ルーニーはこの試合に先発したが膝を負傷し、スペインと2-2で引き分けた15日の親善試合には出場しなかった。
大衆紙サン(The Sun)は、ルーニーが12日に英ロンドン(London)近郊ワトフォード(Watford)にある滞在先のホテルで開かれた一般客の結婚式に酔っ払って出席したと報じ、同選手が泥酔している写真を掲載した。
これを受けてルーニーの代理人は、英通信社プレス・アソシエーション(Press Association、PA)に声明を発表し、「ウェインは写真が掲載されたことを申し訳なく思っている」とコメントした。
「選手・スタッフを含めその日はオフだったが、彼は自分のような立場の人間にふさわしい写真ではないことを認識している」
「ウェインは本日(16日)、サウスゲイト監督とアッシュワース氏に謝罪している。そしてこの写真を見た子どもたちにも謝罪したいと述べていた」
これに先立ち、FAの広報担当者は「どんなときでもイングランド代表は適切な行動をとらなければならない。われわれは代表に帯同している間の自由時間について、今後の方針を検討することになるだろう」と発表している。
サウスゲイト暫定監督はスペイン戦終了後、この試合をルーニーが欠場した理由は規律違反ではないとしており、「ウェインは(スコットランドとの)試合で負傷し、13日の練習に参加できなかった。ただそれだけだ」と述べていた。(c)AFP