年間1位狙うマレーが好発進、チリッチに快勝
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【11月15日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2016)は14日、2日目が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が第7シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を6-3、6-2で下し、優勝へ向けて好発進を切った。
公式に世界ランキング1位に立ってから初めての試合となったマレーは、試合時間約90分でチリッチを破り、中国オープン(China Open 2016)から続く自身の連勝を20に伸ばした。
最終戦で自身初の優勝を飾れば、今季を世界1位のまま終了できるマレーは試合後、「非常に良い雰囲気だったし、ここでは、これまでで最高の試合の一つだったと思う。試合に勝利してきたことで自信があるし、チャンスがあるときは、少しだけより安定していた」と語った。
マレーはここ11か月間、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)制覇や、リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得、第1子が誕生し父親になるなど、素晴らしい時間を過ごしている。
ツアー・ファイナルと同じく英ロンドン(London)で行われるウィンブルドンとエイゴン選手権(AEGON Championships)では、両大会あわせて計7勝を挙げているマレーだが、O2アリーナ(O2 Arena)で開催される最終戦では、これまで一度も決勝に進出したことがない。(c)AFP/Steven GRIFFITHS