教会に火炎瓶、遊んでいた2歳児が死亡 インドネシア
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【11月14日 AFP】インドネシアのカリマンタン島(Kalimantan Island、別名:ボルネオ島、Borneo Island)で13日、教会に火炎瓶が投げ込まれ、負傷した2~4歳の幼児4人のうち1人が翌日死亡した。
警察当局によると死亡したのは、東カリマンタン(East Kalimantan)州サマリンダ(Samarinda)にある教会の駐車場で遊んでいた2歳の女児、インタン・オリビア・マルブン(Intan Olivia Marbun)ちゃん。バイクに乗った男が投げ込んだ火炎瓶により、重いやけどを負った。他の幼児たちも病院で手当てを受けているが、じきに退院できる見通しだという。
警察は「聖戦(Jihad)」という文字が書かれたTシャツを着用していた容疑者の男(32)を逮捕した。男は過去に穏健派のイスラム教指導者や当局のテロ対策責任者らを狙った小包爆弾計画に関わったとして収監されたことがあった。
インドネシアは世界最多のイスラム教徒人口を抱えているが、その大半は穏健派教徒で、また多くのキリスト教徒、仏教徒、ヒンズー教徒も暮らしている。(c)AFP