NZがイタリアに大勝、アイルランド戦のリベンジに向け肩慣らし
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【11月13日 AFP】ラグビーのテストマッチが12日、各地で行われ、ニュージーランドは68-10でイタリアに圧勝した。
敵地ローマ(Rome)のスタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)で控え選手中心のオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)はイタリアを圧倒し、アイルランド戦でのリベンジに向けて肩を慣らした。
オールブラックスのスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)ヘッドコーチ(HC)は、初対戦から111年目にして初黒星を喫した先週のアイルランド戦から12人の選手を変更していた。これを受けてイタリア側には接戦の希望が生まれていたが、今夏の米大陸遠征以来の試合だったことが、この一戦で如実に表れた。
困惑するほどの一方的な展開となった試合についてハンセンHCは、「先週は望んだ結果にならなかった。(この日は)良い出だしが切れて、それを継続できた。最後まで走りきった選手にとっては素晴らしいことだ」と語った。
ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)のナミビア戦以来、2度目の主将を務めたニュージーランドのサム・ケイン(Sam Cane)は、「先週の敗戦から立ち直る必要があって、僕らはそれを達成した。チームが一体となって80分間を通じて点数を取り続けることができたのはうれしい。久々にユニホームに袖を通した選手や、デビューを飾った数選手にとって素晴らしいことだ」とコメントしている。
オールブラックスは、19日に敵地ダブリン(Dublin)でアイルランドとの再戦を控えている。(c)AFP