マカオの元検事総長、約2000件の罪問われ裁判へ
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【11月12日 AFP】カジノが有名な中国の特別行政区マカオ(Macau)の元検事総長が2000件近い罪に問われ、マカオ終審法院(特別行政区最高裁に相当)で来月、裁判にかけられる。
起訴されているのは、2014年まで16年間にわたってマカオ特別行政区検察院の検事総長だった何超明(Ho Chio-meng)容疑者。報道によれば、一時は次期行政長官のうわさもあった何容疑者は今年に入り、香港(Hong Kong)を訪れようとした際に逮捕された。
終審法院が10日に発表した声明によると、何容疑者は職権乱用、詐欺、資金洗浄(マネーロンダリング)、経済的利益の違法共有、さらには犯罪組織の創設など1970件の罪に問われている。公判は12月5日に開かれる。(c)AFP