アフガン最大の米軍基地で爆発、少なくとも4人死亡 17人負傷
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【11月14日 AFP】(更新、写真追加)アフガニスタン国内最大の米軍基地で12日朝、爆発があり、少なくとも4人が死亡、17人が負傷した。アシュトン・カーター(Ashton Carter)米国防長官が明らかにした。旧支配勢力タリバン(Taliban)が犯行声明を出した。
爆発があったのは首都カブール(Kabul)の北方に位置し、厳戒態勢を敷くバグラム空軍基地(Bagram Airfield)。死者4人は全員米国人で、負傷者のうち16人は米軍兵士、1人は北大西洋条約機構(NATO)軍に参加するポーランド軍兵士だった。
パルワン(Parwan)州知事報道官によると、基地内の食堂施設の近くで男が自爆したのが爆発の原因で、男はこの施設で働いていたアフガニスタン人労働者の一人だったという。
NATOは声明で「バグラム空軍基地で爆破装置が起爆され、複数の犠牲者が出た」、「対応チームが負傷者の手当てと爆発の調査に当たっている」と発表した。タリバンは戦闘の勢いが通常弱まる冬の到来を前に、アフガン全土で攻勢を強めている。(c)AFP