【11月12日 AFP】アルペンスキー女子W杯の滑降で8度の種目別優勝を誇るリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn、米国)が11日、練習中の転倒で右腕を骨折したとを明かした。

 32歳のボンは、10日に米コロラド(Colorado)州コッパー・マウンテン(Copper Mountain)でのトレーニング中に転倒し、右上腕骨を骨折したという。

 フェイスブック(Facebook)でボンは、「昨晩、ベール(Vail)での手術が無事終わりました。素晴らしい看護を受けています。この挫折で私のいら立ちはその域を越えていますが、少なくとも膝は大丈夫ですし、これまでと同じように、できる限り早くスロープに戻ります」と記した。

 2010年、バンクーバー冬季五輪の滑降で金メダルを手にしたボンは、今シーズンの出場種目を滑降とスーパー大回転に絞ると明かしており、来年2月にスイスのサンモリッツ(St. Moritz)で開催される世界選手権(2017 FIS Alpine World Ski Championships)での復帰を目指している。(c)AFP