【11月12日 AFP】米大統領選で勝利した共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の選挙運動サイトから一時消えていた、イスラム教徒の入国を禁止するとの公約について説明した文章が10日、再び同サイトに掲載された。

 文章がサイト上から消えたことを受け、メディア関係者らから疑問の声が上がっていた。トランプ陣営は米メディアに対し、技術的問題が原因で文章が削除されたと説明している。

 この文章は、昨年12月にカリフォルニア(California)州サンバーナーディーノ(San Bernardino)で銃乱射事件が発生した後、同サイトに掲載された。

 トランプ氏は当時、イスラム教徒の移民は米国の安全保障に脅威をもたらすとして、「何が起こっているのか理解するまで、イスラム教徒の入国を全面的に禁止する」よう提案。その後、この方針を修正し、「テロリズムにむしばまれた」あらゆる国からの移民の受け入れを一時的に中断するべきだと主張していた。(c)AFP