審判委員長宅が放火の疑い、ギリシャ国内リーグ全試合を延期
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【11月10日 AFP】ギリシャサッカー連盟(HFF)は9日、審判委員長の自宅が放火された疑いがあるとして、今週末に行われる国内リーグ戦を延期すると発表した。
HFFは声明で、「当連盟および審判委員会は、同委員会のヨルゴス・ビカス(Giorgos Bikas)委員長の自宅が不審火で破壊されたことを非難する。火事の原因については現在、消防署が調べを進めている」と述べた。
同連盟はまた、臨時会議で国内リーグ全試合の延期を指示し、「当連盟はこの決定について、ギリシャに滞在している国際サッカー連盟(FIFA)および欧州サッカー連盟(UEFA)の代表に伝えた」としている。
運営危機に陥っているHFFは、日常業務を遂行するため、先月FIFAによって暫定委員が任命された。FIFAによれば、メンバーは関連規則を改定してFIFAの基準にそろえる作業をおこなっているとされている。(c)AFP