バーで銃乱射、サッカー観戦中の客13人死亡 南スーダン
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【11月7日 AFP】(更新)南スーダンの首都ジュバ(Juba)近郊のバーで5日夜、入店を断られたことに怒ったサッカーファンの男が、試合をテレビ観戦していた他の客に向けて銃を乱射し、少なくとも13人が死亡した。地元警察が7日、発表した。
事件は5日の午後9時(日本時間6日午前3時)ごろ、ジュバの南西に位置するグレ(Gure)で発生。警察当局によると、銃撃はイングランド・プレミアリーグの試合の放送中に起き、負傷者10人が現在も病院で治療を受けている。
来店客らは50米セント(約52円)程度の入店料を払っていたが、容疑者の男は当時、酒に酔っていたとみられ、無料入店を断られたことに腹を立て、いったんその場を立ち去ると、銃を持って戻ってきて乱射を始めたという。政府関係者によると、当局は逃走した男の行方を追っている。
3年近く前に内戦が始まって以来、ジュバの治安は悪化の一途をたどっている。戦闘の拡大に伴い、さまざまな犯罪行為や武器を用いた暴力行為も増加している。(c)AFP