バーディーよりも岡崎起用、ラニエリ監督「チームはより良いプレーをする」
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【11月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、レスター・シティ(Leicester City)のクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督は、日本代表の岡崎慎司(Shinji Okazaki)はジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)よりも、リーグ戦では好ましい選択肢になっていると明かした。
1-2で敗れた6日のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)戦で、バーディーはベンチスタートとなった一方、岡崎は先発出場し、イスラム・スリマニ(Islam Slimani)と前線でコンビを組んだ。その後、昨季のチーム得点王だったバーディーは後半頭から出場したものの、大きなインパクトを残すことはなかった。
ラニエリ監督は、「現時点では岡崎慎司を起用したときのチームはより良いプレーをする。きょうはそうならなかったが、大抵はそうだ。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)ではスリマニを使わなかった。バーディーは休ませたかった」と語った。
「しかし、それは間違いだった。彼らは私の望んだことができなかった。それで、相手のディフェンスラインにアタックするため、後半にバーディーを入れた」
一方でレスターはこの日の敗戦で、ホームでのリーグ戦無敗記録が20試合で途切れた。
ホームで約1年ぶりの敗戦を喫してラニエリ監督は、「ホームでの無敗記録が途切れて非常に面目ない。とはいえ、ウェスト・ブロムウィッチとの試合は厳しいものになると分かっていた。昨シーズンは2-2の引き分けだった」とサポーターに謝罪した。
「前半は良くなかった。計画通りにやろうとしたが、それが難しかった。後半は持ち直したが敗れてしまった」
ジェームス・モリソン(James Morrison)に先制ゴールを許したレスターは、スリマニのゴールで同点に追い付いたものの、ダニー・ドリンクウォーター(Danny Drinkwater)のバックパスのミスからボールを奪われ、マット・フィリップス(Matt Phillips)に決勝点を奪われた。
「ダニーは何も言っていない。どんな選手でもミスをする。彼になんと声をかければ良い?彼はわれわれのベストな選手の一人。問題ない。克服してくれる」
(c)AFP/Steve MADELEY