レブロンが通算得点数で歴代10位に浮上、オラジュワン氏抜く
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【11月6日 AFP】16-17NBAは5日、各地で試合が行われ、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)はフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)戦で25得点を挙げ、通算得点記録でアキーム・オラジュワン(Hakeem Olajuwon)氏を抜いて歴代10位に浮上した。試合はキャバリアーズが102-101で勝利している。
25得点に加えて8リバウンド14アシストを記録したジェームズは、試合時間残り65秒でチャニング・フライ(Channing Frye)が沈めた決勝の3ポイントシュートをお膳立てした。
シクサーズはその後3度のターンオーバーを許して敗れ、開幕から5連敗。一方のキャバリアーズは、無傷の6連勝となった。キャバリアーズではケビン・ラブ(Kevin Love)が20得点、11リバウンドを挙げ、シクサーズではジョエル・エンビード(Joel Embiid)がチームハイの22得点をたたき出した。
4度のリーグ最優秀選手(MVP)に輝いているジェームズは、第1クオーター残り6分2秒のところで速攻からレイアップを決め、オラジュワン氏の通算得点2万6946点を1点上回った。
延べ18シーズン、1238試合で記録を達成した「ドリーム(Dream)」ことオラジュワン氏に対し、「キング(King)」の異名を持つジェームズはわずか14シーズン、993試合目でその記録を追い抜いた。
「(記録達成は)自分がコート上でプレーすることに信頼をおいて、認めてくれる多くの素晴らしいチームメートとともに戦ってきたことを意味している。それとともに、キャリアを通じて自分の体をケアして、自分の技を磨いてきた証しでもある」
「どんなカテゴリーの記録であっても、先人に肩を並べるということは常に謙虚な気持ちになる。最高だ。」
ジェームズの次なる目標は、通算2万7313得点で歴代9位につけるエルビン・ヘイズ(Elvin Hayes)氏となっている。
歴代トップ10のうち、インサイドで強さを発揮するセンターやパワーフォワードのポジションではない選手は、ジェームズの他はマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏とコービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏しかいない。(c)AFP/Jim SLATER