【11月6日 AFP】米サウスカロライナ(South Carolina)州で、女性を「犬のように」鎖でつないで監禁していたとして身柄を拘束されたトッド・コールヘップ(Todd Kohlhepp)容疑者が、これまでに7人の殺害について犯行を自供した。

 5日夜に記者会見した同州スパータンバーグ(Spartanburg)郡のチャック・ライト(Chuck Wright)保安官は、13年間、警察や捜査当局を当惑させてきた殺人事件で、コールヘップ容疑者の逮捕状を取ったと明らかにした。

 ライト保安官によると、コールヘップ容疑者は他にも、自身が所有する広大な敷地内で遺体が埋まっているという2か所を捜査関係者らに示した。4日にはその2か所とは別の場所から1人の遺体が見つかっている。この遺体は、首に鎖を巻かれて輸送用コンテナの中に閉じ込められていたところを警察に保護されたカラ・ブラウン(Kala Brown)さんのボーイフレンド、チャールズ・カーバー(Charles Carver)さんと確認された。

 ライト保安官は、米ABC系列の地元テレビ、13WLOSを含めた地元メディアに、2003年に近郊のチェズニー(Chesnee)のバイク店で起きた殺人事件について「もう悩むことはない」「彼(コールヘップ容疑者)は当事者でなければ知り得ない情報をわれわれに明かした」と語った。(c)AFP