米ハーバード大男子サッカー部、女子学生「格付け」で活動停止
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【11月5日 AFP】米国で最も権威があり、最も授業料が高い大学の一つであるハーバード大学(Harvard University)は、同大学の男子サッカー部が女性を性的な魅力によって「格付け」していたことが明らかになったとして、チームの今シーズンの活動停止を決めた。
大学の運動部責任者ロバート・スカリス(Robert Scalise)氏は、サッカー部が今シーズンの残りの試合の出場を辞退し、アイビーリーグ(Ivy League)の選手権や全米大学体育協会(NCAA)のトーナメントにも出場しないことを明らかにした。
同大学の学生新聞ハーバード・クリムゾン(The Harvard Crimson)によると、2012年の男子サッカー部が女子サッカー部の新入生を外見で格付けし、各新入生にセックスの体位を割り当てる「評価レポート」を作成したという。
この記事がきかっけで大学は調査を開始したが、大学当局によると、部員たちは当初、調査に協力的ではなかったという。
スカリス氏によれば、格付けは2012年から2016年まで続き、チーム全体で「広範囲に及んでいた」とみられるという。
米国の大学はキャンパス内でのレイプや性的暴行の問題に取り組んでおり、こうした事件に対しては、対応が甘く、処罰を免れる風潮が高まっているとの批判が上がっている。(c)AFP