米軍、空爆でアフガンのアルカイダ指導者を殺害
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【11月5日 AFP】米軍は4日、先月実施した空爆で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のアフガニスタン北東部の指導者、ファルーク・カハタニ(Farouq al-Qahtani)容疑者を殺害したと発表した。アフガニスタン国内に再び潜伏場所を作ろうとしている同組織にとって大きな打撃だ。
米国防総省のピーター・クック(Peter Cook)報道官は声明で、カハタニ容疑者を10月23日にアフガニスタン東部クナール(Kunar)州で殺害したことを確認し、「この空爆の成功は、米本土、米国の国益、外国の同盟者への攻撃を企図する国際テロリストのネットワークを弱体化させ、テロリストの指導者を標的とする米国の作戦の新たな一つの例だ」と述べた。
クック報道官によると、別の空爆でアルカイダのアフガニスタン国内の別の指導者、ビラル・ウタビ(Bilal al-Utabi)容疑者を標的としたが、空爆の結果はまだ明らかになっていない。(c)AFP