【11月4日 AFP】16MLB、3日に行われたワールドシリーズ(7回戦制)第7戦が、過去四半世紀で最も多くの人にテレビで視聴された野球の試合になったことがわかった。

 米テレビ局フォックス(Fox)によれば、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)が延長10回に及ぶ熱戦の末に、クリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)を8-7で下した瞬間には、平均で4000万人を超える視聴者数をマークしたという。

 これは1991年のワールドシリーズ第7戦、ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)がアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)に勝利した試合での5030万人に次ぐ数字だ。

 また視聴率は25.2パーセントを記録したといい、こちらも2001年に行われたワールドシリーズ最終戦、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)対アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)に続く結果になった。

 同社はまた、米シカゴ(Chicago)では71パーセントの人々がテレビ観戦をしていたことを発表。一方のクリーブランド(Cleveland)では、48パーセントだった。

 今回のワールドシリーズは第1戦からの平均視聴率でも14.9パーセントと高い数字をたたき出している。(c)AFP