香港の独立派若手議員、議場で警備員ともみ合い 再び宣誓阻止される
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【11月2日 AFP】香港立法会(議会)で2日、中国からの独立を支持する議員2人が議場で警備員らともみ合いになり、うち1人が強制退出させられた。
香港は一国二制度に基づいて高度な自治が保障されているが、中国政府が影響力を強めているとの懸念などから独立派の運動が高まっている。
先月に就任宣誓を阻止され、議員資格に関する司法判断が出るまで議員に就任できない状態が続いている梁頌恒(Baggio Leung)氏と游●禎(Yau Wai-ching)氏は、禁止されているにもかかわらず議場に入場。游氏は自ら用意したマイクで宣誓を始めたため、女性警備員たちに囲まれ、議場から退席させられた。
その後、梁氏も他の独立派議員らに両脇を守られながら宣誓を始めようとしたが、少なくとも5人の警備員に囲まれ、もみ合いとなった。結局警備員たちは梁氏を退出させることはできず、議会は延期された。(c)AFP
※●は草かんむりに惠