【11月1日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は31日、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)からの要請により、11月1日にキャブスの本拠地で行われるヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)戦の試合開始時間を午後6時(日本時間午前7時)から1時間繰り上げ、大リーグ(MLB)のワールドシリーズ第6戦と重なる時間を最小限に食い止めることで合意した。

 シリーズの決着がつく可能性があるクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)対シカゴ・カブス(Chicago Cubs)のワールドシリーズ第6戦は、キャバリアーズの本拠地クイッケン・ローンズ・アリーナ(Quicken Loans Arena)に隣接するプログレッシブ・フィールド(Progressive Field)で、現地時間の1日午後8時8分(日本時間午前9時8分)にプレーボールの予定となっている。

 キャバリアーズのダン・ギルバート(Dan Gilbert)オーナーは、スケジュール変更のためにキャバリアーズが「奮闘」したことをツイッター(Twitter)で明かし、「CLE(クリーブランド)、君たちが引き裂かれないように、われわれは奮闘して明日のティップオフを午後6時から動かした。@cavs(キャブス)の試合は、2回までには終わるだろう。待ちきれないよ、@Indians!(インディアンス)」と投稿した。

 キャバリアーズではスーパースターのレブロン・ジェームズ(LeBron James)を筆頭に、所属選手たちもインディアンスのワールドシリーズ制覇を熱心に応援している。

 3勝2敗の戦績でシリーズに王手をかけているインディアンスは、第6戦で1948年以来となるタイトル獲得の可能性がある。それが達成されれば、1908年を最後にワールドシリーズのタイトルから遠ざかっているカブスにとっては、その不名誉な記録がさらに伸びてしまうことになる。(c)AFP