米のピエロ騒動、ハロウィーンにも影響
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【10月30日 AFP】明日31日にハロウィーンを迎える米国だが、今年はピエロの仮装は控えたほうがよさそうだ。ここ数か月間で各地で不気味なピエロの姿をした人物の目撃情報が相次いでおり、人々を恐怖に陥れているためだ。
米国ではハロウィーンに多くの子どもたちが仮装をし、近隣の家々を回ってお菓子をもらうのが慣習となっている。しかし今年は、ナイフを持ったピエロなど、不気味なピエロが相次いで目撃されていることを受け、自治体や警察当局がピエロの仮装を控えるよう呼びかけ、中には禁止している都市もある。
当局は、相次ぐ不気味なピエロが、子どもたちが外に繰り出す31日の夜に、悪質な騒動を引き起こすのではないかと懸念している。
不気味なピエロの目撃情報が最初に確認されたのは8月。サウスカロライナ(South Carolina)州でピエロの格好をした男たちが子どもを森の中に誘おうとしていたとの通報があった。
その後、不気味なピエロの目撃情報は20以上の州で報告されている。ほとんどのケースは単なる悪ふざけか、危険を伴うとの確認はできていないものの、襲撃事件を起こした逮捕者も出ている。
不気味なピエロ騒動は米国から欧州や南米、オーストラリアにまで飛び火している。(c)AFP/Leila MACOR