クリントン氏、トランプ氏を12ポイントリード 最新世論調査
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【10月24日 AFP】11月8日の米大統領選に向けて米ABCニュース(ABC News)が23日発表した世論調査で、民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(68)が共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)に対する支持率のリードを12ポイント差に広げた。
クリントン氏は23日、態度を決めていない共和党員や無党派層らに支持を訴え、今後は上下両院選挙での民主党候補の支持押し上げに力を注いでいくと表明した。
ABCニュースの全米調査によると、支持率はクリントン氏の50%に対してトランプ氏は38%。クリントン氏の支持率は10日前に行われたABCニュースと米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)の世論調査から4ポイント上昇した。
白人の支持率ではトランプ氏が47%と、クリントン氏の43%をわずかに上回った。ただ、前回の大統領選ではこの有権者層で共和党候補が20ポイントリードしていた。
女性の支持率はクリントン氏の55%に対してトランプ氏は35%。白人の大卒女性に限れば、クリントン氏支持がトランプ氏に対して32ポイントのリードと圧倒的な差をつけている。
トランプ氏陣営の選対本部長を務めるケリーアン・コンウェー(Kellyanne Conway)氏は23日、米FOXニュース(Fox News)に対し、選挙戦が終わったわけではないと発言。「彼(トランプ氏)もわれわれもあきらめない。勝利できるのは分かっている」と語った。(c)AFP/Jerome CARTILLIER