レスター岡崎が久々のリーグ戦ゴール、チームも快勝
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【10月23日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは22日、第9節の試合が行われ、レスター・シティ(Leicester City)は岡崎慎司(Shinji Okazaki)とアーメド・ムサ(Ahmed Musa)がしばらく遠ざかっていた得点を記録し、クリスタルパレス(Crystal Palace)に3-1で勝利した。
クラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督が率いるレスターは、シーズン開幕前にロシアのCSKAモスクワ(CSKA Moscow)から獲得したナイジェリア代表のムサが、新天地10試合目の出場にしてようやく移籍後初得点を記録すると、日本代表の岡崎もリーグ戦では昨季から数えて14試合ぶりのゴールを決めた。
調子を落としているジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)に代わって先発した岡崎は後半18分、ダニー・ドリンクウォーター(Danny Drinkwater)のクロスに対して相手のクリアが中途半端になると、こぼれ球を豪快にゴールに蹴り込んでチームのリードを2点に広げた。
その後、クリスティアン・フクス(Christian Fuchs)のゴールで試合を決定づけたレスターは、パレスの反撃をヨハン・カバイェ(Yohan Cabaye)のPKによる1点に抑え、リーグ戦では4試合ぶりの勝利を収めている。
この試合に敗れていれば、前シーズンのチャンピオンチームとしては、1974年のリーズ・ユナイテッド(Leeds United)に並ぶ最悪のスタートになっていたが、本拠地キング・パワー・スタジアム(King Power Stadium)ではこれでリーグ戦20試合無敗。20日に65歳の誕生日を迎えたラニエリ監督にとっては、最高の誕生日プレゼントになった。
欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)では3連勝と目を見張る快進撃を続けているレスターだが、この日はその勢いがようやく国内リーグの戦いにも反映された形となり、ここまでの低調な戦いぶりからは一転し、奇跡の優勝を果たした昨季に近い姿を取り戻していた。(c)AFP