【10月21日 AFP】パナソニック(Panasonic)と米電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズ(Tesla Motors)は、太陽電池などの共同生産について協議を開始することで合意した。パナソニックの広報担当者が17日、明らかにした。

 両社はすでに共同で、米ネバダ(Nevada)州に世界最大のリチウムイオン電池工場を建設しているが、協力の範囲を拡大していく意向だという。

 パナソニックの広報担当者は「われわれは、ニューヨーク(New York)州バファロー(Buffalo)の工場における太陽電池生産での協力について、協議を開始することで合意した」と述べるとともに、パナソニックはテスラが設計する太陽電池セルやモジュールなどの製品で使われる技術を提供する意向だと付け加えた。

 テスラは16日夜、両社の協力は「高性能で極めて信頼性の高い太陽電池セルとモジュールの最良価格での生産の加速」に役立つとコメントした。(c)AFP