【10月17日 AFP】(更新、図解追加)米地質調査所(USGS)によると、中国北西部・青海(Qinghai)省で17日、マグニチュード(M)6.4の地震が発生した。

 USGSによると、震源地は玉樹チベット族自治州玉樹(Yushu)県で、震源の深さは32キロ。周辺は地震活動が活発だが、同県は人口が少なく、USGSでは死傷者や建物の倒壊といった被害の可能性は低いとしている。

 だが国営メディアの報道によると、同県で2010年4月に発生したM6.9の地震で、2700人近くが死亡、1万2000人以上が負傷した。また2011年にもM5.3の地震に見舞われている。

 一方、中国地震台網センター(China Earthquake Network Centre)は、今回の地震の規模をM6.2とし、震源地は同省雑多(Zadoi)県で、震源の深さは9キロと発表している。(c)AFP