【10月17日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2016)第12戦、ラリー・スペイン(Rally De Espana 2016)は16日、最終日が行われ、フォルクスワーゲン(Volkswagen)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が優勝を飾り、総合4連覇を果たした。

 年間タイトル獲得まで残り1ポイントとしていたオジェは、地元スペイン出身でヒュンダイ(Hyundai)のダニ・ソルド(Dani Sordo)を抑え、今季5勝目を挙げて優勝を確定させた。

 3位に入ったヒュンダイのティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)は、総合2位につけるオジェのチームメート、アンドレアス・ミケルセン(Andreas Mikkelsen、ノルウェー)と獲得ポイントで並んでいる。

 オジェは総合優勝回数で、フィンランド人ドライバーのユハ・カンクネン(Juha Kankkunen)氏とトミ・マキネン(Tommi Makinen)の記録に肩を並べたが、2004年から2012年にかけて9連覇したセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)の記録にはまだ遠く及ばない。(c)AFP