米マクドナルド、マスコットの使用自粛 「恐怖のピエロ」現象で
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【10月13日 AFP】米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)は、全米各地で「不気味なピエロ」が目撃され人々を恐怖に陥れている問題を受け、混同を避けるためにマスコットの「ロナルド・マクドナルド(Ronald McDonald)」(日本名「ドナルド」)の使用を一部自粛することを明らかにした。
ハロウィーンを数週間後に控えた米国では、おぞましい風貌をしたピエロの恰好をして人々を驚かせるいたずらが流行しており、中には武器を手にしたり、強盗などの犯罪に及んだりする者もいる。この現象は国外にも広がり、英国やオランダでも恐怖のピエロが目撃されるようになった。
マクドナルドの広報担当者テリ・ヒッキー(Terri Hickey)氏は米CNNテレビに対して出した声明で、こうした状況に鑑み、ロナルドのイベント参加についての「配慮」を発表。「これは、ロナルドを一切登場させないということではなく、さまざまなコミュニティーイベントへのロナルドの参加についての配慮を意味するものです」と述べている。(c)AFP