インド首都の空港、貨物から放射能漏れか
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【10月9日 AFP】インドの首都ニューデリー(New Delhi)のデリー国際空港(Delhi International Airport)で9日、放射性物質が入れられた貨物で漏出の可能性があるとして、空港の一部が封鎖された。
空港警察によると、漏出の疑いがあるのは核医学用の素材が収められた容器15個で、航空大手エールフランスKLM(Air France KLM)傘下の航空会社エールフランス(Air France)の航空機で仏パリ(Paris)から、ニューデリーを含むインド国内の複数の都市の生物医学関連の企業のために輸送された。
貨物エリアに到着後、空港職員から漏出の報告があったため、当局に通報したという。これらの容器は検査のため隔離された。現在、貨物エリアは立ち入りが禁止され、原子力規制当局の専門家が容器の検査を行っているという。(c)AFP