トランプ夫人、夫の下品発言に不快感 謝罪受け入れ呼び掛けも
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【10月9日 AFP】映像が公開された米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の女性についての卑わいな発言について、妻のメラニア・トランプ(Melania Trump)さんは8日、「受け入れ難く不快」だとする一方、夫の謝罪を受け入れてほしいと呼び掛けた。
公開された2005年の映像には、トランプ氏が卑わいな言葉を使い、自分はとがめられることなく女性の体に触れられるなどとの発言が録音されている。同氏はこの映像が撮影された数か月前、メラニアさんと自身3度目の結婚をしたばかりだった。
メラニア夫人は今回明らかになった夫の発言について「受け入れ難く不快です。これはわたしが知っている夫を表していません」と声明で述べた。その上で、「夫には指導者の心があります。皆さんがわたしと同じように夫の謝罪を受け入れ、この国や世界が直面している重要な問題に集中することを期待します」と付け加えた。
強気のトランプ氏はこの日夕方、所有するニューヨーク(New York)市内の高層ビル「トランプタワー(Trump Tower)」から姿を現し、集まった大勢の支持者らの歓声に拳を突き上げて応えた。選挙戦を続けるかとの質問に対しては、「100パーセント(続ける)」と明言した。(c)AFP