【10月8日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は7日、2018年の平昌冬季五輪で使用される施設の準備がほぼ完了していると宣言し、来月からテスト大会が開催されると明かした。

 平昌(Pyeongchang)ではアルペンスキーが、近郊の江陵(Gangneung)ではスピードスケートの全種目が実施される。

 IOCは声明で、「大会主催者によると、今年11月から2017年4月にかけて開催される26のテスト大会を前に、新たな会場の90パーセントは工事が完了している」と発表した。

 最初のリハーサルは、平昌冬季五輪で新たに採用されるスノーボードのビッグエアのW杯で、大会は11月23日から26日まで開催される。

 会場を3日間視察したIOC調整委員会のグニラ・リンドベリ(Gunilla Lindberg)委員長は、「建設状況で進展が見られた。テスト大会前に会場の準備が整うことに疑いはない」とコメントしている。

 平昌冬季五輪は2018年2月に開催され、その1年前からチケットは販売される。(c)AFP