ロズベルグが鈴鹿初優勝、ハミルトンとの差は33点に 日本GP
このニュースをシェア
【10月9日 AFP】16F1第17戦日本GP(Japan Grand Prix 2016)は9日、決勝が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)がポールトゥウィンで鈴鹿サーキット(Suzuka Circuit)初優勝を飾った。
チームメートのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、2番手から8番手に後退して1周目を終える最悪のスタートになったが、そこから盛り返して3位に食い込んだ。
しかしこれで、年間優勝争いで首位に立つロズベルグと2位ハミルトンとの差は、残り4レースで33ポイントに開いた。一方、両選手が1位と3位に入ったことで、メルセデスは3シーズン連続となるコンストラクターズタイトル獲得を決めている。
勝利の瞬間、チームの無線で「ウー!」と叫んで喜びを表したロズベルグは、これでシーズン通算9勝目。夏の中断明け以降は5レース中4レースを制している。
ロズベルグは、「ありがとう、みんな。夢のような週末だった。それからコンストラクターズ(タイトル)獲得おめでとう。33ポイント差になったけど、気にしていない。まだ長い道のりだし謙虚にいくよ」とコメントした。
レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)はラスト数周のハミルトンの猛烈な追い上げをしのぎ、前週のマレーシアGP(Malaysian Grand Prix 2016)に続いて2位に入った。
フェラーリのセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)とキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)は、無線で青旗への不満を訴えた末、4位と5位でレースを終えた。
マクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)はフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が16位、ジェンソン・バトン(Jenson Button)は18位でレースを終えた。(c)AFP/Alastair HIMMER