「ダイヤ見せびらかしたせい」強盗被害のカーダシアンさんをK・ラガーフェルドさん非難
このニュースをシェア
【10月5日 AFP】米タレントのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)さん(35)がフランスの首都パリ(Paris)で1000万ドル(約10億円)相当の宝石類の強盗被害に遭った事件について、仏高級ブランド「シャネル(Chanel)」のデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)さん(83)は4日、自分の裕福さをひけらかしたせいだと辛口のコメントを寄せた。
シャネルのショーを終えたラガーフェルドさんは記者らの前で「裕福であることをひけらかせば、その分け前にあずかりたいと考える人間が出てくるのは当然だ」と述べた。
3日未明にカーダシアンさんがパリにある高級レジデンスホテルで、押し入った5人組に銃を突き付けられ、手足を縛られて宝飾品などを奪われる被害に遭った当初、ラガーフェルドさんは「親愛なるキム、みんながついているからね」とメッセージを送っていた。
しかし、交流サイト(SNS)のフォロワー数が1億人を超えているカーダシアンさんが、自分が持っている宝石類の写真などを投稿していたことを非難。「これほど有名なのに、ありとあらゆる宝石をインターネット上に載せるならば、部屋に誰も近づけないようなホテルに泊まることだね」と述べ、「なぜセキュリティー対策のないホテルにいたのか理解できない」と続けた。
カーダシアンさんは先週、400万ユーロ(約4億6000万円)相当のダイヤモンドの指輪をはめた自分の写真をツイッター(Twitter)に投稿していた。警察の発表によれば、500万ユーロ(約5億8000万円)相当の宝飾品と一緒にこの指輪も盗まれ、事件は世界中のメディアをにぎわせていた。
夫で米国人ラッパーのカニエ・ウエスト(Kanye West)さんとの間に2児をもうけているカーダシアンさんは、ファッションウィークに参加するためパリに滞在していた。(c)AFP