空港税関で手荷物から人の内臓、「夫のもの」と持ち主女性
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【9月26日 AFP】オーストリア南部グラーツ(Graz)の空港で、モロッコ人女性旅行客の手荷物の中から人の内臓が見つかり、税関職員が仰天する騒ぎがあった。地元メディアが25日、伝えた。この女性は、亡くなった夫の内臓だと話しているという。
地元紙クライネ(Kleine Zeitung)とオーストリア通信(APA)によると、モロッコから到着した女性の手荷物を空港の税関職員が検査したところ、丁寧に包まれ、2つの容器に分けて入れられた人の腸を発見した。
クライネ紙によれば女性は、1976年生まれのモロッコ人の夫が毒殺されたのではないかと疑っており、内臓の組織の毒物検査を望んでいるという。
APAは、税関を管轄する財務省からもこの騒ぎについて確認が取れたと伝えた。一方、警察当局はAFPの取材に対し、この件をめぐる捜査要請は受けていないと述べた。(c)AFP