【9月24日 AFP】米経済専門局CNBC(CNBC)は23日、米ツイッター(Twitter)が、米グーグル(Google)の親会社アルファベット(Alphabet)や米顧客情報管理(CRM)大手セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com)などへの売却に向け動いていると報じた。これを受け、同日の米株式市場ではツイッター株が20%余り上昇した。

 ツイッターの身売りの可能性は、ここ数週間にわたり取り沙汰されていた。CNBCの報道は匿名の情報筋に基づいたもので、身売り案はまだ早期段階にあるとされている。

 CNBCは「関係者によると、ツイッターの役員会は概ね取引に好意的だが、売却は直近に迫ってはいない」と伝えている。

 ツイッターは創業後、急速に成長したが、2015年初頭からはアクティブユーザー数が3億人余りで停滞しており、近年台頭している他のソーシャルメディアアプリとの競合に苦戦している。(c)AFP