【9月17日 AFP】国連(UN)の世界気象機関(WMO)は16日、米国とフランスで観測された稲妻が、それぞれ世界最大と最長に認定されたと発表した。

 WMOによると、史上最長の放電距離を記録した稲妻は米オクラホマ(Oklahoma)州で2007年6月20日に発生したもので、放電範囲は321キロにも及んだ。

 一方、放電時間が最長だったのはフランス南東部で2012年8月30日に発生し、7.74秒間空を照らし続けた稲妻だった。WMOの極端気象・気候現象報告者のランドール・チェルベニー(Randall Cerveny)氏がAFPに語ったところによると、フランスの稲妻は「雲から雲への放電」で、地表に対し水平に200キロ走ったという。(c)AFP