タンザニアで発見の残骸、不明マレー機のものと断定
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【9月15日 AFP】タンザニア沖で6月に発見された航空機の一部の残骸が、2014年に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便のものであることが確認された。マレーシア政府が15日、発表した。
残骸はタンザニア沖のペンバ(Pemba)島の沖合で発見された。マレーシア運輸省によると、オーストラリアで専門家の分析を受け、部品番号や日付スタンプ、その他の個体識別情報から、MH370便のものであることが確認された。
MH370便は、2014年3月に乗客乗員239人を乗せてマレーシアのクアラルンプール(Kuala Lumpur)から中国の北京(Beijing)に向かう途中で消息を絶った。インド洋(Indian Ocean)に墜落したと考えられているが、オーストラリア西岸沖の海域での深海探査は間もなく作業が終了するものの、手掛かりはこれまで全く見つかっていない。(c)AFP