【9月12日 AFP】サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカ(Mecca)から15キロほど離れたアラファト山(Mount Arafat)とその周辺では11日、大巡礼「ハッジ(Hajj)」のため巡礼者ら180万人以上がここを訪れ祈りをささげた。アラファト山は、預言者ムハンマドが最後の説教を行った場所とされ、巡礼過程の中でも重要な日とされる。

 メッカでは昨年、ハッジの最中に巡礼者が横倒しとなる事故が発生し、約2300人が死亡したことを受け、新たに複数の安全対策が講じられている。(c)AFP