米テスラ、自動運転システムを更新 命救えた可能性「非常に高い」
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【9月12日 AFP】米電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズ(Tesla Motors)は11日、より高度なレーダー技術を採用するため自社の自動運転システム「オートパイロット(Autopilot)」をアップデートすると発表した。
最新のソフトウエアは、2014年10月以降に販売された車種対応で2週間後にダウンロードできるようになる予定。創業者のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は、テレビ会議形式の記者会見で5月に起こった自動運転中にトラックと衝突して運転者が死亡したフロリダ(Florida)の事故に言及し、このソフトウエアがあれば「道路を横切る大きな金属製の物体」を識別できたはずで、運転者の命が救えた可能性は「非常に高い」と述べた。
フロリダの事故は自動運転中の初の死亡事故で、悪天候と暗さが原因で自動運転システムがトラックを検知することができなかった。(c)AFP