インド、女性に酸浴びせ殺害した男に死刑判決
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【9月9日 AFP】インドの裁判所は8日、求婚を拒否した女性の顔に酸を浴びせ、女性を殺害した男に死刑判決を言い渡した。
アンクル・パンワル(Ankur Panwar)被告は2013年5月、インドの金融の中心地ムンバイ(Mumbai)の鉄道駅の外で、24歳だったプリーティ・ラシ(Preeti Rathi)さんに硫酸を浴びせた。
ラシさんと被告はニューデリー(New Delhi)の同じ地区に住んでいたが、ラシさんは看護師として新たな仕事を始めるため、ムンバイに移住したばかりだった。ラシさんは事件の翌月、複数の臓器不全により病院で死亡した。
ウジュワル・ニカム(Ujjwal Nikam)検察官はAFPの取材に「こういった犯罪に対する画期的な判決。女性に対する酸攻撃に関連した事件で、このような判決が下されたのは初めてだ」と語った。
バンワル被告の弁護人は控訴する方針を示している。(c)AFP/Vishal MANVE