スペインで列車脱線、少なくとも4人死亡
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【9月9日 AFP】(更新)スペイン北西部のガリシア(Galicia)自治州で9日、旅客列車が脱線し、少なくとも4人が死亡、約50人が負傷した。列車の運行会社と地元当局が述べた。
列車は同州ビゴ(Vigo)から隣国ポルトガルのポルト(Porto)に向けて走行中、オ・ポリーニョ(O Porrino)近郊で脱線した。オ・ポリーニョ町長によると、列車は線路に架かる橋の橋脚に接触し、その先の支柱に衝突したという。
ガリシア州当局は先に、客車3両の列車には約65人が乗っていたと述べた。乗客の一人は、地元紙ラ・ボス・デ・ガリシア(La Voz de Galicia)のウェブサイトに掲載された動画で、列車は突然、揺れ始めたと語った。
スペインでは2013年、ガリシア自治州のサンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)郊外で旅客列車が脱線してコンクリートの壁に衝突し、約80人が死亡、144人が負傷する史上最悪規模の事故が起きた。(c)AFP